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 子供の頃ドンコ・モロコ・フナ・ハゼなどを釣って遊んだ。そして1980年、フライで初めてシラハエ・バス・ギル・ハス・カワムツを釣った。アマゴもイワナも簡単に釣れてしまった。
昔は良かった、でも現在も毎年新鮮な場面に直面する。体が動く限りフライは止められないかも。



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2010年08月31日

大江川のアオコ&大江川の思い出

大江川のアオコ&大江川の思い出
  このブログの検索キーワードを見ると〝大江川〟がいつもダントツです。
 大江川の釣りでそんなに役に立ちそうな記事が多いわけでもないのに。
 で、大江川で検索して見てくれる方の参考になるか分からないけど写真を撮ってきました。

  今年のアオコは凄いですね。
 1枚目の写真は、東西大江川の合流点の下流の橋付近。
 表層を流れるアオコが重なって層になってます。
大江川のアオコ&大江川の思い出
  深浜大橋の上から。





大江川のアオコ&大江川の思い出
  これはチューリップ橋の上から。
 アオコに写った自身の影をパチリ。
 水が入れ替わらないのと、高い水温と強烈な日照と・・・
 色んな条件が重なってこんなふうになったのでしょう。
 一つ一つは小さいのに、植物プランクトンって凄いな~って思えます。

  アオコが風で流されるので濃淡ができます。
 薄いところでは浅場の川底が見えるところも。
 でも釣りで重要なのは移動するアオコの濃淡ではなく、その下の水質でしょう(たぶん)。
 この状況でも釣る人は釣ってるわけで・・・皆さん良い場所を見つけてくだされ。
 私には、よほど状況が改善されないと釣れなさそう。
 もう暫くは大江川はお休みです。

  今年は浮き草が来なくて、アオコで終わっちゃうのかな。
 水温が下がればアオコも消えて、大江川も別の表情を見せると思うのですが。



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  大江川の今昔。
 1981~4年頃も頻度は多くないけど大江川で釣りをしていた。
 土の護岸には川へ降りる場所が設けてあって、農家の人が収穫した野菜を洗っていた。
 ワタカもクルメサヨリもバスもハスもライギョも・・・色んな魚が今よりも多かった。

  水がそんなにキレイかといえばそうでもないけど、今よりはずっとマシだった。
 夏になっても藻が繁茂して透明度を保っていた。
 その頃は葦や竹杭がぐらぐらゆれるほどの勢いで、干潮時には頻繁に水が排出され川が攪拌された。
 それも水質を悪化させない理由だったのだろう。
 後になって知ったのだが、流域の下水道の未完備も頻繁に水を入れ替える理由であったらしい。

  現在、水の入れ替えが頻繁に行われない理由は流入量の減少もあると考えられる。
 大江川の水源の多くは浸透水だと想像できる。
 かつては長良川の堤防越しに水が繋がっているのではないか?っていう湧き水が複数有ったらしい。
 水害や長良川河口堰に伴う水位の上昇に備えて、埋め立てられたり遮断されたりしたと思う。

  80年代半ばには、諸事情により大江川に余り行かなくなってしまった。
 90年代にフローターを積んでやってきた時には淀んで濁った水になっていた。
 でも、しょうがないんだよね。
 現代の日本の河川は自然現象であっても堤防が決壊して氾濫することは許されない。
 現状では大江川に恒常的に流入量が増えることは考えられない。
 水質改善に何か上手い方法が有れば良いのだけど。

  昔の記憶で気になるシーンが一つ。
 水が排出される流れの中、川底付近を数匹の群れで上がってくるタナゴ。
 10センチ位の体高のあるタイプのタナゴだった。
 あれってひょっとしたら、希少種ゆえに御法度なタナゴだったんだろうか?
 カネヒラだったかも知れんが、今となっては確かめようもない。
  



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Posted by like a stream at 07:02│Comments(7)思い出
この記事へのコメント
おはようございます。
これはちょっと悲惨な感じですね。水中の魚も苦しそうです。
川の水は流れてこそ、生命活動が繰り返されるのではないでしょうか?

※ちなみに私のブログではなぜか、ずっと昔に書いた記事のせいか、
「おやにらみ」が未だに検索キーワードでランクインしてきます。
Posted by jbopperjbopper at 2010年08月31日 11:02
あおこに関しては仕事柄多少のかかわりが有ります。
ミクロキステス藻類の大繁殖が主な
原因ですが、こいつが厄介な存在です。
調査に白のカヤックで漕ぎ出して、
サンプルを集めましたら、アオコに
突っ込んだ手が緑色に染まり、暫くして
腐敗臭がしてきます。カヤックも接水面が緑色に染まり、なかなか色落しなかった。効果的な対策はまだ無いみたい。
ほっとけば自然消滅(沈殿)しますが・・・
Posted by なみはやFFなみはやFF at 2010年08月31日 11:25
博士こんにちは!
通い詰める渓流以上に、
毎日見る近所の川。
ほとんどの人が、気にもしない単なる美しくない川。
でも、そこには生物がいて、
自分たちの意思と関係無く変わり行く環境に、順応したり滅んだりしていってるのでしょう。
博士のように、その移り変わりを感じ取る人は何人いるのでしょう?
******
流入量は重要なポイントですね。
渓の話になりますが、
私は、渓を渓相・水質・水量の3要素で、
見ています。
その中で一番重要なのが水量と思っています。
安定した水量こそが、渓相や水質を育むし、生物を育てると思います。
少々汚れたり、砂底でも、水量があれば問題ない(・・・逆に水量があれば、汚れないし、砂底にもならないですが・・・)。
そして、尺も育つ!・・・・・ガッハッハ!
結局はそこにいってしまう自分が情けない。
Posted by KIF at 2010年08月31日 14:05
こんばんは。

見事にバスクリンですねぇ。
ここにフローターで浮かぶのって
相当勇気が要りますなぁ・・・
Posted by みかん at 2010年08月31日 22:15
jbopperさん、ようこそ。

長年この川を見ているんですけどここまでひどいアオコは初めてです。
魚が生き残ってくれれば良いけど。

「おやにらみ」人気があるんですね^^。


なみはやFFさん、ようこそ。

>ミクロキステス
調べてみたらアオコでも色々あるんだ。高水温が好きな種のようですね。
カヤックも手も緑色に染まって腐敗臭って・・・参りますな~。



KIFさん、ようこそ。

変わりゆく身近な自然・・・変化を少しでも書き留められればと思っています。

水量の安定した渓はやっぱり良いですね。
河原の木々も虫も豊かで・・・尺に育つ^^。
あ~!釣りに行かなくては。



みかんさん、ようこそ。

いや~凄いことになってます。
さすがに誰も浮いていないですね。
そういえば常連のカワウもいなかったです。
Posted by release-windknot at 2010年09月01日 21:49
思い出した

近所の溜池に出来たアオコパッド

ハードルアーも貫通しないし強烈な腐敗臭、近くの民家の井戸水も臭って使えなくなり苦情が出たとか、でも不思議とバスは釣れたな~
Posted by 瀬恋 at 2010年09月02日 09:10
瀬恋さん、ようこそ。

ハードルアーも貫通しないアオコパッドって凄いですね。
想像するだけで腐敗臭が^^。
Posted by release-windknotrelease-windknot at 2010年09月03日 19:50
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