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 子供の頃ドンコ・モロコ・フナ・ハゼなどを釣って遊んだ。そして1980年、フライで初めてシラハエ・バス・ギル・ハス・カワムツを釣った。アマゴもイワナも簡単に釣れてしまった。
昔は良かった、でも現在も毎年新鮮な場面に直面する。体が動く限りフライは止められないかも。



オーナーへメッセージ

2016年03月05日

「死の川」の記事は事実か?毎日新聞

「おさかなポストの会」の活動は人間味があるし、その紹介は良いのだけど・・・事実を書かないと・・・

元記事 ↓
http://mainichi.jp/articles/20160301/ddm/013/040/027000c
リンク切れ対応の為以下コピペ

どうぶつと生きる
捨てガメの命つなぐポスト
毎日新聞2016年3月1日 東京朝刊
紙面掲載記事

 飼っていた魚が大きくなりすぎて、川に放した−−。こんな思い出のある人は少なくないだろう。生態系を破壊するかもしれない「捨てガメ・魚」を預かり、次の飼い主に渡して「命のリレー」をする「おさかなポスト」の活動を紹介する。

 川崎市多摩区の多摩川べり。流域に住む小学生と保護者たちが、カニ捕獲用のかご15個を水中に設置した。翌日、かごには15〜30センチの生き物が計約100匹入っていた。「カメだーっ」。歓声を上げ「飼いたい」という子どもに、「カメ捕獲作戦」を初夏に展開しているNPO法人「おさかなポストの会」創設者、山崎充哲(みつあき)さん(57)は語りかけた。「命を全うするまで責任を持てるなら、飼ってもいいよ」

 ●「死の川にはしない」
(記事のカメの画像省略)多摩川で捕獲したミドリガメ=「おさかなポストの会」提供

 カメはペットショップや縁日でおなじみの通称・ミドリガメ(アカミミガメ)。北米から南米にかけて生息する外来種だ。環境省によると、年間数十万匹から100万匹輸入され、多数が捨てられている。日本の在来種、ニホンイシガメよりも繁殖力が強い。生態系や人の生命・身体、農作物に被害を及ぼす恐れのある特定外来生物に指定される可能性は高まっている。指定後に飼育するには、許可手続きが必要になる。無料で負担は大きくないが、「学校や家庭で大量に飼われており、規制対象になると大量廃棄されかねない」との懸念は現実のものとなっている。山崎さんは「この2年くらいカメが目に見えて増えている」と顔を曇らせる。

 多摩川には、カメ、ブラックバス、金魚、ニシキゴイ、熱帯魚(グッピーなど)の外来種がいる。外来種が増えると、アユなどの在来種が生息場所を追いだされたり、捕食されたりする。新たな伝染病を持ち込んで在来種を絶滅させる可能性もある。在来種がいなくなると、外来種の共食いが始まり、最後には生き物のいない「死の川」となる。

 子どもの頃から多摩川で遊び、「とにかく魚が好き」という山崎さんが、飼えなくなったカメや魚を預かり、次の飼い主に譲渡する「おさかなポスト」を始めたのは2005年。世話ができなくなった金魚を「川に捨ててきなさい」と親から言われた少年との出会いがきっかけだった。「多摩川に捨てるくらいなら、このいけすに入れて」。川沿いにある同区の稲田公園に設置された稚魚用のいけすでカメや魚を預かり始めた。現在、カメは山崎さんの自宅で冬眠中。いけすにはコイや雷魚が泳ぐ。

 ●50年生きる淡水魚も

 1980年代から全国の川の環境影響評価(環境アセス)をしてきた山崎さんは「多摩川に限らず、日本中の都会の川なら外来種がいる」という。
(金魚の画像省略)稲田公園の生けす脇には、多摩川で捕獲された金魚が展示されている

 外来種増加の一番の原因は、大きくなりすぎて飼えなくなったため人が川に捨てたことだ。ミドリガメの寿命は30〜50年でサイズは15〜30センチくらいになる。金魚は10〜15年の寿命で20〜30センチに。ワニのような顔をした世界最大の淡水魚で北米に生息するアリゲーターガーは購入時の10センチ弱から約2メートルに成長し、50年ほど生きる。この淡水魚は多摩川でも一昨年に確認された。カメや魚とも長い年月付き合う覚悟が必要だ。

 おさかなポストがスタートして11年。預かった数は10万匹を超え、小学校や福祉施設、水族館などに引き渡してきた。ポスト周辺の川では、ブラックバス以外の外来種は激減した。効果は出ている。運営の資金繰りは厳しいが、おさかなポストは続けていく。「子どもたちに命の大切さを教えたいと思っている。駆除は最終手段で、もう一度ペットとして飼ってもらえるように命のリレーの役割を果たしたい」【大谷麻由美】
以上コピペの終わり

    
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「死の川」の記事は事実か?毎日新聞

 人間の活動が及ぶところは外来種がいっぱいだ。
水辺でも外来種とし認識されるにはメジャーなバスとかアメリカザリガニとか、マイナーなところではミジンコとかアメリカツノウズムシとかサカマキガイとかタイワンシジミとか、植物ではクレソンとかカナダモ系とか・・・
何十年も世代交代してその状態が続いても
>最後には生き物のいない「死の川」
にはならなかったことが事実。
記者の想像を記事にしちゃってるのか。

>在来種がいなくなると、外来種の共食いが始まり
記者は自分の観念に基づいて生物が暮らしているとでも思っているのだろうか?
おそらく<魚の共食いは悪い事>なんて考えてるんだろう。

 在来種が居ようが居まいが共食いする種はする。
親の保護が無くなれば稚バスは他のバスからの捕食ターゲットだ。
メダカもウグイもナマズもイワナも多くの淡水魚が共食いをする。
共食いをしない淡水魚種は・・・かなり限られてくるんじゃないかな・・・1年魚で親子が出会わないアユとか卵が貝で保護され口に入らない大きさになって出てくるタナゴの類とか、スナヤツメとか・・・

 他にも突っ込みどころが有るんだけど・・・
何だか生物相に詳しくない記者が正義の流行に乗っかって底の浅い記事を書いた感じだ。
オオカミが来たー!とか大変なことになるー!とか騒ぐ方が売れるんだろうけど。
個人の表現じゃなくて新聞だからな・・・もうちょっと信用とかを考えたらどうだろう。


 5年後には・・・ミドリガメに関しては命のリレーは無くなってるのかも知れんな。



 


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この記事へのコメント
実は私も経験があったりするのですが、記者さんって、
何らかのドラマチックな要素とかセンセーショナリズムを
記事に入れ込む傾向があったりするようです…
そうしないと掲載・放送されなかったりしちゃうのかも…
Posted by jbopperjbopper at 2016年03月06日 11:48
jbopperさん、ようこそ。

そうか、そうなんでしょうね。
記者の世界も大変そうです。
Posted by release-windknotrelease-windknot at 2016年03月06日 20:53
至極近隣の記事です。
真向いのお宅のお子さんが亀を水槽に入れ
面倒を見てますが、まず長生き出来ませんね
濁った水の水槽にあがいている亀を見ると
最後まで面倒を見るってから飼う
って
安易には言えないかもね。
Posted by メタボおやじ at 2016年03月08日 22:09
メタボおやじさん、ようこそ。

>濁った水の水槽にあがいている亀を見ると
うわ~、なんか目に浮かびます。
良い飼育環境を整えるのも大変ですよね。
命を全うするまで買う責任を持ってても。
Posted by release-windknotrelease-windknot at 2016年03月09日 09:55
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