2016年08月16日
特定外来生物オオフサモ

琵琶湖界隈ではオオバナミズキンバイ他が騒がれて、あまり対象化されることの少なくなったオオフサモ。
画像は6/28日に伊庭内湖で浮いたときに撮った株。
こんなのが岸辺のあちらこちらで見られます。

水上葉を手に取ってみたところ。
これで大きさのイメージもしやすいかと・・・
茎が太くて、葉はしっかりと水をはじきます。

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日本では1920年頃に輸入されてその後全国で野生化したらしい。
個人的なオオフサモの最初の記憶は1978年頃・・・
木曽三川下流部でバスやライギョを釣るようになってからあちこちにオオフサモがあるのに気が付いた。
子供の頃に遊んだ名古屋市内の池には無かったタイプなので「へ~こんな水草もあるんだ」って記憶に残っている。
でも釣りをするには厄介系の水草でもある。
大江川にもかつては傾斜の緩やかな岸が残っているところがあって僅かな土に依存してツユクサやオオフサモが生えていた。
緩やかな傾斜にオオフサモがシェルターを提供してメダカが棲めたけど今は垂直護岸に変わっている。
木曽川のワンドや周辺の水路にも所々見られるが駆除の話は聞いたことがない。
もう生えられそうなところには生えちゃった現状が残っているだけなんだろう。
用水路の流れを良くするために除去されることはあるがそれは他の植物も同じだ。
実害があれば除去するし、そうでなければ放置するのが一番コストのかからない現実的な対応であろう。

伊庭内湖で8/1に浮いた時に撮った画像。
最初の画像と同じ株だと思う。
他の藻や枯茎などに押されてかろうじて頭をだしている。
なかなか水上葉を沢山広げて群生化するのは難しいみたいだ。

別の株。
画像の中央に、藻のマットの中に頭を1本出している図。
ここからの群生化は難しそうだ。
西の湖でも同様にあちこちで見かけるが湖岸では毎年群生化を見ることなく消えていく。
用水路を埋めるような群生もあるが、群生化できる条件に他の植物の絡みがありそうだ。
在来のフサモ属の中にも水上葉を出す種があることを初めて知った。
同定上の違いは???
パッと見た目のオオフサモとの違いが良くわからん。
たぶん茎のしっかり感(太さ)は違うと思う。

水上散歩でみつけた1cmほども小さな藻の花。
在来種のクロモなのか外来種のカナダモ系なのか・・・
個人的にはどちらでも全く問題が無いのだが。
子供の頃に遊んだ名古屋市内の池には無かったタイプなので「へ~こんな水草もあるんだ」って記憶に残っている。
でも釣りをするには厄介系の水草でもある。
大江川にもかつては傾斜の緩やかな岸が残っているところがあって僅かな土に依存してツユクサやオオフサモが生えていた。
緩やかな傾斜にオオフサモがシェルターを提供してメダカが棲めたけど今は垂直護岸に変わっている。
木曽川のワンドや周辺の水路にも所々見られるが駆除の話は聞いたことがない。
もう生えられそうなところには生えちゃった現状が残っているだけなんだろう。
用水路の流れを良くするために除去されることはあるがそれは他の植物も同じだ。
実害があれば除去するし、そうでなければ放置するのが一番コストのかからない現実的な対応であろう。

伊庭内湖で8/1に浮いた時に撮った画像。
最初の画像と同じ株だと思う。
他の藻や枯茎などに押されてかろうじて頭をだしている。
なかなか水上葉を沢山広げて群生化するのは難しいみたいだ。

別の株。
画像の中央に、藻のマットの中に頭を1本出している図。
ここからの群生化は難しそうだ。
西の湖でも同様にあちこちで見かけるが湖岸では毎年群生化を見ることなく消えていく。
用水路を埋めるような群生もあるが、群生化できる条件に他の植物の絡みがありそうだ。
在来のフサモ属の中にも水上葉を出す種があることを初めて知った。
同定上の違いは???
パッと見た目のオオフサモとの違いが良くわからん。
たぶん茎のしっかり感(太さ)は違うと思う。

水上散歩でみつけた1cmほども小さな藻の花。
在来種のクロモなのか外来種のカナダモ系なのか・・・
個人的にはどちらでも全く問題が無いのだが。
Posted by like a stream at 10:15│Comments(2)
│オオフサモ
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
オオフサモを初めてみたのは数年前のことでした。
私の管理する小畔川にはオオカナダもは入っていましたが、オオフサモはなかったのでびっくりしました。
コロニーを作ってしまったので行政にお願いして一度駆除をしていただきました。
しかし、毎年同じところから生えてくるので個人で駆除を始めましたところ3年目で居無くなりました。
昨年また発見。
水鳥の体についても移動するのかと思っています。
大事にならないうちに駆除が一番と思っています。
オオフサモを初めてみたのは数年前のことでした。
私の管理する小畔川にはオオカナダもは入っていましたが、オオフサモはなかったのでびっくりしました。
コロニーを作ってしまったので行政にお願いして一度駆除をしていただきました。
しかし、毎年同じところから生えてくるので個人で駆除を始めましたところ3年目で居無くなりました。
昨年また発見。
水鳥の体についても移動するのかと思っています。
大事にならないうちに駆除が一番と思っています。
Posted by jetpapa at 2016年08月17日 13:38
jetpapa さん、ようこそ。
濃尾平野の低地帯では、生えたり消えたりを繰り返しています。
小畔川は jetpapaさんのブログでしか知らないのですが、流れがあるのでオオフサモが生えても増えにくそうな印象はあります。
場所を限定すれば、ひょっとしたら人間が草に勝てるかもしれないですね。
濃尾平野の低地帯では、生えたり消えたりを繰り返しています。
小畔川は jetpapaさんのブログでしか知らないのですが、流れがあるのでオオフサモが生えても増えにくそうな印象はあります。
場所を限定すれば、ひょっとしたら人間が草に勝てるかもしれないですね。
Posted by release-windknot
at 2016年08月17日 22:58

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