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 子供の頃ドンコ・モロコ・フナ・ハゼなどを釣って遊んだ。そして1980年、フライで初めてシラハエ・バス・ギル・ハス・カワムツを釣った。アマゴもイワナも簡単に釣れてしまった。
昔は良かった、でも現在も毎年新鮮な場面に直面する。体が動く限りフライは止められないかも。



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2007年02月13日

採取したクロカワゲラその後

 昨日の記事でシラメのストマックから2体と、岸辺の石裏から3体のクロカワゲラニンフを採取した事を書きましたがその続きです。
採取したクロカワゲラその後 ストマックから採取した個体のうちの一体。

 比較対象のため石裏からも採りました。
採取したクロカワゲラその後 水際の石裏には多くのクロカワゲラニンフが見られます。
 ここから上陸して、多くは更に内陸に移動して羽化すると予想しています。
 もう数10センチ岸から離れた水に浸かっていない湿った砂状の石裏で、以前成熟したニンフを多く発見しましたがこの日は見つけることはできませんでした。

採取したクロカワゲラその後 石裏から採取した個体。
 さて何時間後に羽化するのでしょうか楽しみです。
 ひょっとしたら自宅で羽化の様子を観察できるかも知れません。



 一旦車に戻った14時50分、採取ケースを背中のポケットに入れていたので温度が上がりすぎて死んでいないか気になって見てみると
採取したクロカワゲラその後 ストマックからのサンプルは2体とも羽化してました。
 成虫の下にぼやけて見えるのは脱皮殻です。
 石裏グループは1体が羽化。
 後で3枚目の画像を見て気付いたのですが、2体は体の色も薄くウィングパッドが黒くなっていない未成熟のニンフでした。

 意外と羽化は早かった。
成熟個体は流下して岸辺に着くとすぐに上陸して羽化してしまうのか?
だとしたら岸辺に痕跡が見られるはず。
 岸辺に行って脱皮殻を岸辺から少し内陸まで捜しましたが見付かりません。
水に浸かった石をめくると成熟ニンフがたくさんいました。
 ケースの中で早く羽化してしまったのは強制的に空気に長時間さらした結果かもしれません。
成虫も極少数しか見つけられません。

 なんとも半端な採取実験に終わってしまいました。
未成熟でも流下するのか?
岸にたどり着いてからどれだけ時間が経ってどこで羽化するのか?
大量に羽化しているはずの成虫はどこにいるのか?
 なんだか分からない事がいっぱいです。

 釣りとは余り関係が無いことではありますが、流下中のサンプルを採ったり、石を特定しておいて何分か置きに観察したりもしてみたい。
 でもそこまでしていると肝心の釣りをする時間が無くなってしまいます。
これ以上の謎解きをするかしないか、まぁ出来る範囲でボチボチと調べてみます。

P.S. 2月12日夜、石裏から採取した羽化しなかった2体がケースの中で死にました。
体色が濃くなってウィングパッドも伸びかかっていて成熟はしたんですが。
 脱皮殻がないことから採取した時点で終齢ニンフであったことは間違いないようです。

 


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この記事へのコメント
川原で川虫の採取をときたましますが、
持ち帰ってじっくり観察をするまで至ってません。

おかげでクロカワゲラの生態がよく解ってきました。今後も続けてくださいね。
Posted by なみはやFF at 2007年02月13日 13:35
なみはやFFさん、ようこそ。
いや~自宅の水槽で水生昆虫を飼育して観察をしている方には遠く及びませんよ。
飼育せずとも観察だけでも面白いのでまた書きますね。
Posted by release-windknot at 2007年02月13日 20:15
 こんばんワン♪

ニンフだと、尾っぽが1本っすかね!!
羽化して、2本ですなぁ~(@_@)・・・

それにしても、短時間で羽化するとは大変参考になり鱒たん_(._.)_・・・

水温がどれ位か??・・・気になるぞぉ~
Posted by きょん(^^ゞ at 2007年02月13日 22:14
きょん(^^ゞ さん、ようこそ。

画像ではニンフの尾がくっついているので1本に見えますが実際には2本です。
そう言えば水温は測って無いです、昔は気にしてた時もあったんですけどね。
Posted by release-windknot at 2007年02月14日 21:14
こんばんは。

相変わらず川に着いたら冷静な観察ができない みかん です(汗
一応飛んでる虫は帽子で捕まえて色と大きさを確認するんですが、熱くなりすぎて画像までは(大汗
Posted by みかん at 2007年02月14日 23:25
みかんさん、ようこそ。

私もライズがあっても釣れない時には大汗ですよ。
Posted by release-windknot at 2007年02月15日 20:34
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