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 子供の頃ドンコ・モロコ・フナ・ハゼなどを釣って遊んだ。そして1980年、フライで初めてシラハエ・バス・ギル・ハス・カワムツを釣った。アマゴもイワナも簡単に釣れてしまった。
昔は良かった、でも現在も毎年新鮮な場面に直面する。体が動く限りフライは止められないかも。



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2006年04月25日

壊滅的状況のヒゲナガはどこで生き残ったか

 瀬の中の石がガラガラと砂煙を揚げて崩れ去り、その先では石が砂で埋まっているのに気付いた年、
私は水生昆虫観察会に先立って、あちこちで川の中の石をめくりヒゲナガラーバを探しましたが、どこにも発見する事が出来ませんでした。
 観察会でも残念ながらヒゲナガは1匹も取れませんでした。
復活するためにはヒゲナガが生き残っているかもしれない支流や、用水路や他の河川からの拡散を期待するしかないようでした。

 ところが4月のある日、ヒゲナガのピューパの抜け殻が岸に打ち上げられているのに気が付きました。
 この流れのどこかで生き残っている!ロッドを片手にまたあちこちを探し回りました。
そしてついに見つけました、砂に埋もれて壊滅したと思われたヒゲナガの集団営巣地を!
 川の中で砂の堆積から逃れられる場所、ここまで読んですぐにそれを思い浮かべられた方はかなりのツウです。
 どこだったと思います?
 答えは砂防堰堤の肩の部分でした。
堰堤を守るため肩の部分に何メートルかコンクリートブロックが打ち付けられ、その隙間にはまり込んだ石の隙間に多くのヒゲナガが生きていました。
 なるほど、ここなら砂の堆積から逃れられる。妙に納得してしまいました。
人工の構造物がヒゲナガを壊滅から守った。なんだかとても皮肉な感じです。

 ことしも僅かではありますがヒゲナガピューパのシャックを見つけました。
限定的ではあるにせよ種は健在です。
 種から生まれた子供達が川を埋める日を待ち望んでいます。


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