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 子供の頃ドンコ・モロコ・フナ・ハゼなどを釣って遊んだ。そして1980年、フライで初めてシラハエ・バス・ギル・ハス・カワムツを釣った。アマゴもイワナも簡単に釣れてしまった。
昔は良かった、でも現在も毎年新鮮な場面に直面する。体が動く限りフライは止められないかも。



オーナーへメッセージ

2006年09月05日

おいしい?まずい?

おいしい?まずい? 関東以南の平坦な田園地帯ではお馴染み?のジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵塊です。まだご覧になった事が無いと言う方がいらっしゃるのではと思い、大江川に行った折に撮影してきました。 
 卵塊の大きさは20ミリ×30ミリくらい、一つの卵の大きさは2~3ミリくらいでしょうか。
木曽三川の水郷地帯では夏になるとこのピンクの卵塊があちこちで見られます。
 ジャンボタニシはわざわざ水面から30センチほど上に卵を産み付けます。
水辺と言っても直射日光を受けたコンクリートを触るととても熱いです。よく生きていられるもんだと感心してしまいます。

 初めて卵塊に気付いてから10年以上、それ以前に定着して既に20年以上。どれだけ生息地を広げるのか関心があったのですが、私の見る限り相変わらず海抜0メートル地帯付近でしか見られません。
 田園であっても標高が数メートル上がるだけで見られなくなってしまいます。
もともとの生息域は大きな氾濫原や湿地帯で、体が大きすぎて流れを遡るが苦手なのでは?と勝手に想像しております。

 ピンクの卵塊が一部の地域では目立っても、世間一般の認知度は低いようです。
稲への食害や駆除がたまに報道されますが、なんと草食の旺盛な食欲を逆手にとって田の除草にも利用されているのです。
 ネットで検索してみたら田の水位を調整するだけでコストはゼロ、「除草剤なんか必要ない。」「アイガモよりも効果がある。」と言う情報も得られました。
 昔から多くの生物を巧みに利用してきた伝統が今も流れている気がします。
環境省の要注意外来生物のリストには挙がっておりますが特定外来生物には指定されなかったのは、こんな利用の実態が考慮されたからかも知れません。

 ところでコンクリートに産み付けられた卵、今のところ日本では天敵が見付かって居ないそうです。
アリやそのほかの昆虫等が食べても良さそうなのですが、直射日光を受けて固められた卵殻が餌としての情報を遮断しているのでしょうか。
 
 ピンクの卵塊はとても目立つので視覚で餌の情報を得る生物(鳥や小型の哺乳類など)の中にはトライした者もいるかも知れません。

 検索した中で勇気を持って味見をした記述を見つけました。
卵を潰して少し舐めてみたら苦かったそうです。

 味見の前に毒性があるかを検査した記述は見られませんでした。

 勇者に感謝。 



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この記事へのコメント
こんばんは。

和歌山でも異常に繁殖し、農業関係者(私もですが)は手を焼いております。
除草に有効とのことですが、雑草より先に植えて間もない苗を食い荒らしてしまうのです・・・
ナンタラ菌がいて、素手で触っちゃダメとの事なので、竹の棒の先に洗濯用のゴミ取り網なんかを取り付けてひたすら除去しまくってます。
けど、ホントにアイガモ農法より効果があるなら来年試してみようかな。
Posted by みかん at 2006年09月05日 22:02
みかんさん、こんばんわ。

大変お困りのようですね。どれだけ捕獲しても根絶は難しいし実際に被害にあっている方からすると物見遊山的な記述になってしまったかとちょっと反省しております。
改めて、スクミリンゴガイ 除草で検索してみたら157件ヒットしましたが、除草での利用方についての記載は少なくニュースや伝聞や談話の断片で、ストレートに利用方法が書かれているサイトは発見できませんでした。
農業指導でもおおっぴらにはし難いだろうし、利用者はかなり少数派なのでしょうね。
Posted by release-windknot at 2006年09月07日 01:06
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