2006年11月17日
ゼゼラを採りに行く
水槽で今一番飼いたい魚、ゼゼラ。
何と言っても顔と仕草がキュート。正面から見るとカエルっぽくて時々片目をクリンと動かしてウィンクする。
水槽の底を控えめにツンツンつついて食事をするのだが、タナゴやモツゴなどと同居させると餌がゼゼラに回らないようでかつては痩せて死なせてしまってばかりいました。
もう一度飼育にチャレンジしたくなり今回はストレートに水底に届く餌を準備しました。
1年魚なので無事に飼えたとしても夏までの命なのだが。
何と言っても顔と仕草がキュート。正面から見るとカエルっぽくて時々片目をクリンと動かしてウィンクする。
水槽の底を控えめにツンツンつついて食事をするのだが、タナゴやモツゴなどと同居させると餌がゼゼラに回らないようでかつては痩せて死なせてしまってばかりいました。
もう一度飼育にチャレンジしたくなり今回はストレートに水底に届く餌を準備しました。
1年魚なので無事に飼えたとしても夏までの命なのだが。
琵琶湖の固有種らしいのだが濃尾平野でも下流域の砂泥地に広く分布する。
それでもタモ網でお気軽に掬える場所はそんなに多くない。
何年か前からガサガサで定期的に観察している水路があって、休耕田から染み出す水が快適なのか冷え込んでくるとゼゼラが現れる(商品価値のある魚も居るようで場所は伏せておきたいのでトップの画像はこう言うような水路と言った感じのイメージです)。
最近寒くなったしもうそろそろ採れるかな?と出かけてみました。
スジエビの仲間、 淀んだ水に多いエビです。
ガサガサをしていてヌマエビ系と一緒に採れることは自分の経験では無く、水域によって住み分けが為されています。
水槽で混ぜて飼うと行動も違っていることが分かります。
画像上方3匹はメダカ、中央の大きめなのはタイリクバラタナゴ。
この水路はメダカが豊富です。0メートル地帯の水路でも水質と植生が保たれている場所ではメダカ、農業廃水路で他の魚が棲めないような汚れた場所ではカダヤシと変化していきます。
タイリクバラタナゴはこの水路の優占種。
春になって暖かい日が続くと繁殖を意識して移動するのか、ある日を境にこの水路では少なくなってしまいます。
今日はとても良く採れました、多分ギンブナ(やけに体高のあるギンブナも混じったりしてフナの同定は難しいです)。
今日はタイリクバラタナゴよりギンブナの方が良く採れるのはなぜ?疑問が解けました。
タナゴの動きがすばやく集団でタモ網をかわしていたからでした。
上手く退路を封鎖できればタイリクバラタナゴが数では圧倒します。
タナゴよりフナが良く入ったのは俊敏さの差が出たのでしょう。
モツゴ、稚魚も成魚もよく採れました。
かつてはウシモツゴがいた地域なんですがモツゴに席捲されています。どこかで生き残っていていつかは採れるのではないかと期待しています。
今日は控えめだったタモロコ。でも小物釣りをすると沢山集まってきます。
他にはヨシノボリ、アメリカザリガニ、シマドジョウ、ドジョウが採れました。
この水路では季節や運によってバスやツチフキ、オイカワが採れます。ブルーギルのいる池とも繋がっているのに不思議と採れた事がありません。若干の水流が影響しているのかと想像しています。
で目標のゼゼラはとうとう姿を見ませんでした。
タイリクバラタナゴの俊敏さから見てまだ水温が下がっていないのでゼゼラが水路に入ってきていないからか、どこかで道を閉ざされたか、近隣にいなくなったからでしょう。
もっと冷え込んだらまた行ってみます。
くやしいのでかつて水槽にいたゼゼラの画像を貼っておきます。
真ん中の魚です。
こっち向いて~!
それでもタモ網でお気軽に掬える場所はそんなに多くない。
何年か前からガサガサで定期的に観察している水路があって、休耕田から染み出す水が快適なのか冷え込んでくるとゼゼラが現れる(商品価値のある魚も居るようで場所は伏せておきたいのでトップの画像はこう言うような水路と言った感じのイメージです)。
最近寒くなったしもうそろそろ採れるかな?と出かけてみました。
スジエビの仲間、 淀んだ水に多いエビです。
ガサガサをしていてヌマエビ系と一緒に採れることは自分の経験では無く、水域によって住み分けが為されています。
水槽で混ぜて飼うと行動も違っていることが分かります。
画像上方3匹はメダカ、中央の大きめなのはタイリクバラタナゴ。
この水路はメダカが豊富です。0メートル地帯の水路でも水質と植生が保たれている場所ではメダカ、農業廃水路で他の魚が棲めないような汚れた場所ではカダヤシと変化していきます。
タイリクバラタナゴはこの水路の優占種。
春になって暖かい日が続くと繁殖を意識して移動するのか、ある日を境にこの水路では少なくなってしまいます。
今日はとても良く採れました、多分ギンブナ(やけに体高のあるギンブナも混じったりしてフナの同定は難しいです)。
今日はタイリクバラタナゴよりギンブナの方が良く採れるのはなぜ?疑問が解けました。
タナゴの動きがすばやく集団でタモ網をかわしていたからでした。
上手く退路を封鎖できればタイリクバラタナゴが数では圧倒します。
タナゴよりフナが良く入ったのは俊敏さの差が出たのでしょう。
モツゴ、稚魚も成魚もよく採れました。
かつてはウシモツゴがいた地域なんですがモツゴに席捲されています。どこかで生き残っていていつかは採れるのではないかと期待しています。
今日は控えめだったタモロコ。でも小物釣りをすると沢山集まってきます。
他にはヨシノボリ、アメリカザリガニ、シマドジョウ、ドジョウが採れました。
この水路では季節や運によってバスやツチフキ、オイカワが採れます。ブルーギルのいる池とも繋がっているのに不思議と採れた事がありません。若干の水流が影響しているのかと想像しています。
で目標のゼゼラはとうとう姿を見ませんでした。
タイリクバラタナゴの俊敏さから見てまだ水温が下がっていないのでゼゼラが水路に入ってきていないからか、どこかで道を閉ざされたか、近隣にいなくなったからでしょう。
もっと冷え込んだらまた行ってみます。
くやしいのでかつて水槽にいたゼゼラの画像を貼っておきます。
真ん中の魚です。
こっち向いて~!
Posted by like a stream at 06:20│Comments(10)
│ガサガサとか水槽の魚とか
この記事へのコメント
リンクの件有難うございました
モロコ、メダカはここ南濃あたりでもよく見ますがヨシノボリ、シマドジョウ、タイリクバラタナゴ、ゼゼラは見たこと無いですよ
以前、大安のジャスコの横にあったホームセンターにてタイリクバラタナゴを3ツガイ買い産卵に挑戦しましたが駄目でした
マジに再度挑戦したいので捕まえに行きたいものです
長ったらしいコメントで・・
モロコ、メダカはここ南濃あたりでもよく見ますがヨシノボリ、シマドジョウ、タイリクバラタナゴ、ゼゼラは見たこと無いですよ
以前、大安のジャスコの横にあったホームセンターにてタイリクバラタナゴを3ツガイ買い産卵に挑戦しましたが駄目でした
マジに再度挑戦したいので捕まえに行きたいものです
長ったらしいコメントで・・
Posted by osugichan at 2006年11月17日 07:34
こんばんは
水路にも色々な魚がいるんですね。
私のところは、田んぼのシーズンが終わると水路に水がなくなってしまうので、あまり気にしてませんでした。
こんど、水が残ってる水路を見かけたら、ちょっと覗いてみたいと思います。
水路にも色々な魚がいるんですね。
私のところは、田んぼのシーズンが終わると水路に水がなくなってしまうので、あまり気にしてませんでした。
こんど、水が残ってる水路を見かけたら、ちょっと覗いてみたいと思います。
Posted by hajihadu at 2006年11月17日 21:13
こんばんは
ゼゼラという魚は初めて知りました。背びれが大きくて特徴的な魚ですね。見ていて飽きなさそうです。
写真のような田んぼの間の水路は、うちの子が獲りに行ったりするんですが、ザリガニしかいないようです。そこは、無農薬栽培などしていて特別なんでしょうね。
ゼゼラという魚は初めて知りました。背びれが大きくて特徴的な魚ですね。見ていて飽きなさそうです。
写真のような田んぼの間の水路は、うちの子が獲りに行ったりするんですが、ザリガニしかいないようです。そこは、無農薬栽培などしていて特別なんでしょうね。
Posted by 白パンダ at 2006年11月17日 23:23
osugichanようこそ。
南濃から養老あたりもタイリクバラタナゴは多いです。
ただ捕まえ易い場所となるとなかなか見つけられないですね。釣るのも難しいです。
hajihaduさん、ようこそ。
こちらでも冬は水が抜かれてしまう水路が多いです。
海抜0メートル地帯の干拓地でも田の脇の水路が干上がったりして。
でも水位が下がるだけで常時水のある水路もあったりします。
白パンダさん、ようこそ。
広大な田園地帯でも何度もガサ入れして探しましたが魚の豊富な水路ってとっても少ないです。
特にタモ網で勝負できる大きさの水路はかなり限定されてしまいます。
お近くでよい場所が見付かるといいですね。
南濃から養老あたりもタイリクバラタナゴは多いです。
ただ捕まえ易い場所となるとなかなか見つけられないですね。釣るのも難しいです。
hajihaduさん、ようこそ。
こちらでも冬は水が抜かれてしまう水路が多いです。
海抜0メートル地帯の干拓地でも田の脇の水路が干上がったりして。
でも水位が下がるだけで常時水のある水路もあったりします。
白パンダさん、ようこそ。
広大な田園地帯でも何度もガサ入れして探しましたが魚の豊富な水路ってとっても少ないです。
特にタモ網で勝負できる大きさの水路はかなり限定されてしまいます。
お近くでよい場所が見付かるといいですね。
Posted by release-windknot at 2006年11月18日 01:33
ゼゼラ、いいですねー!
ツチフキとゼゼラは、ほんとにカワイイですよね。
中々探すのは大変でしょうが(悲しいことですが)、頑張ってあちこち出張ってみてください^^
ツチフキとゼゼラは、ほんとにカワイイですよね。
中々探すのは大変でしょうが(悲しいことですが)、頑張ってあちこち出張ってみてください^^
Posted by iwao at 2006年11月18日 12:08
iwaoさん、ようこそ。
ガサガサの装備はタモ網だけなので採れる場所を見つけるのは難しいですね。
頑張ってみます。
ガサガサの装備はタモ網だけなので採れる場所を見つけるのは難しいですね。
頑張ってみます。
Posted by release-windknot at 2006年11月18日 21:03
ゼゼラってこちらのは居ないと思うんですが、昔はぶっこみ釣りの外道でカマツカとか釣ってましたね~当時はカッコ悪い魚という認識でした、子供の自分にはコイ、フナ、ウグイという順序が有ったような気がします、雷魚、ナマズは別格、バスやマス類は夢のまた夢~みたいな、図鑑でしか見たことが無い魚たち・・・
最近ギバチを捕まえたので飼う事にしました!
最近ギバチを捕まえたので飼う事にしました!
Posted by 瀬恋 at 2006年11月19日 18:53
瀬恋さん、ようこそ。
カマツカが釣れるってけっこう良い環境だったんですね。私の場合子供の頃は名古屋の0メートル地帯で育ったので、子供の足で行けれる範囲の水辺はほとんど泥底でカマツカがどこにいるかも知りませんでした。
ギバチは採れた事が有りません。上手く飼えると良いですね。
カマツカが釣れるってけっこう良い環境だったんですね。私の場合子供の頃は名古屋の0メートル地帯で育ったので、子供の足で行けれる範囲の水辺はほとんど泥底でカマツカがどこにいるかも知りませんでした。
ギバチは採れた事が有りません。上手く飼えると良いですね。
Posted by release-windknot at 2006年11月19日 23:32
ギバチは神奈川~石川辺りが南限で西の方は近い種類のギギになるんでしょうか?
子供の頃は兄に連れられて、自転車で釣りに行ってました。
こちらではそろそろシャケの溯上も終わろうとしてます、やっと冬らしくなって来ました。
子供の頃は兄に連れられて、自転車で釣りに行ってました。
こちらではそろそろシャケの溯上も終わろうとしてます、やっと冬らしくなって来ました。
Posted by 瀬恋 at 2006年11月20日 22:04
図鑑を見たら神奈川~富山県が南限でした。中部地方にいるのはギギですね。
こちらで採れるわけ無いか。
こちらで採れるわけ無いか。
Posted by release-windknot at 2006年11月21日 21:22
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