ガガンボ3形態-5
ガガンボ偏食の状況を待つフライ達。これだというスタイルを確立できなくて、少しずつ形を変えたガガンボフライが20本ほどフライボックスに入っています。
自分の命が尽きるまでに出番はやってくるのでしょうか、嗚呼もっともっと釣りに行かなければ。
ガガンボ3形態の話も第5話で、やっと自分なりのフライの考察までたどり着けました。
3形態の中でまずはイマージャーから。
第1話の経験の様に流れ込みに魚が集まって浮上するイマージャーをバシャッと派手に捕らえるライズ(ひょっとしたら目に見えない別のハッチを捉えていた可能性も無いではないが99%ガガンボだと思っている)。
恐らくはプールの地形なども関係してかなりレアなライズの事例だと思える。そしてこれへの対処は試す事ができなくて未知数なのだが、水生昆虫アルバムに流芯の水中でイマージャーを食ってる魚へのヒントがありその延長でいけるのだと思う。
ちなみに私もこの本を第一刷で購入したくちだった。現在は随分買いやすい値段になったと思う。
水生昆虫アルバムではアダルトの釣りに関しては省略し、「アダルトが流下しているのに反応が悪いときには・・・(これ以上書くと著作権の問題も?続きは本を読んでね)」と続けている。
他の虫では結構沈めるパターンも紹介している。だが格好良いガガンボアダルトのフライは載せてあるのに沈めるパターンが載せてないのだがこの件については詮索せずに、フライを楽しむための島崎氏の配慮だと想像しておきましょう。
それにしてもアルバム誌の中でストマックのサンプルを丁寧に分析し、「巣から出ようとしているガガンボを底石から直に食ってしまった」と解析するところには‘凄み‘を感じてしまいます。
続いて3形態として揚げた中の、浮いてるアダルトと水面や水面直下に張り付いたスペントの話に移りたいのですが、長くなりそうなのでひとまずここで区切らせてもらいます。
次回予告
見た目も浮かんだ感じもなかなか良いぞ、CDCの足。でも・・・
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