沈むフライを沈めすぎない方法
特にフラットな川では水面がらみでないと喰ってくれないことが多い。
しかし状況によっては水面直下の虫に対するライズで、フライが水面に絡んでいるがために喰ってこない。
フライの僅かな一部分が水面上にあることを魚が嫌ってしまう。
沈むフライにギリギリの掛かるか掛からないかのラインテンションをかけて水面直下を維持する有効な方法もある。
しかし僅かにドラッグが掛かっているので相手にしてくれない。
あるいは流れが緩すぎてその方法が取れない。
沈むフライから少し離して浮力性のある目印をつけてそれを目安にナチュラルドリフトを試みる方法もある。
しかし何らかの理由でそれもしたくない、あるいは出来ない状況にある。
前置きがクドイ割りには、そんなには出くわさないレアな状況に対処するための必要頻度の少ない小技の話です。
前置きに書いた状況は頻度が少ないといっても釣り場の条件によってはフローティングニンフや水に呑まれたダンでも起こります。
方法は簡単。
フライの数センチ手前まで、ティペットにシマザキドライワックスを擦り付けるだけです。
この方法は90年頃にソフトハックルを緩い流れでもっと上手く流せないかと考えていたときに、桑名のプロショップのライフページの陣田さんから教わったものです。
雑誌でもどこかのサイトでも紹介された事は無いのかも。
今でも裏技系の余り知られていない方法かも知れません(必要頻度も関係して)。
知られたくない裏技だと思っている人がいたらごめんね(いないと思うけど)。
当時は主にフライウィングなどのマテリアルに塗るものとして知られていましたが、ティムコのHPを見たらフライラインやティペットにもと用途が書いて有りました。
パラフィン状の物質でティペットの表面張力が高まり一時的に強烈に浮いて、フライが沈み過ぎないように支えてくれます。
ただしフックの重さとティペットの太さのバランスが取れないとフライは沈みすぎて、ライズと言う目に見えるアタリが出なくなってしまうかも知れません。
TMC2487BL#16に巻いたフライ(使うマテリアルや水の固さも影響するので単なる目安です)で6X~7Xが細さの限界かなと思っています。
この記事のタイトルに沿った画像であるならティペットに塗ってる画像を載せるべきですね。
右上に見える白い物体がドライワックスです。
私のベストにはこれの小片が入っています。
フライに塗ってもラインに塗っても一時的に見た目に違いが分かるほど浮いてくれます。
ただ効果は一時的でティペットに塗ったときでもやがて浮力性は落ちていきます。
私の行く釣り場で私としては役に立つ方法なのですが、そんなのに関係なく釣る人は釣るし紹介して役に立つものかどうかなんて思いながら書いてみました。
←悩み無用
しかしこの方法に対してシマザキドライワックスでなければならないのか?
もしかして何かに使うローソクとかあるいはもっと入手し易い別の物とかで使用に耐えうるのか?
全く試す気はございません。
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