フローティングニンフに行っちゃった時 1
この記事を書く前に釣り日記を読み返してみた。
最初にカゲロウのフローティングニンフを意識して釣ったのは1986年3月の蒲田川だったようだ。
ただスタンダードなドライフライに比べて喰いも掛かりも良いと言う程度の認識だった。
月日は流れて根尾川で釣りをするようになってから「魚がフローティングニンフに行っちゃった?」って事をたまに経験するようになった。
この状況、主に小型のカゲロウを対象に書いています。
フローティングニンフでなければ・・・って状況はそんなに頻繁に出会わないです。
ハッチが多めで長く続いた時に出くわすことがあります。
根尾川では昔に比べて羽化の量が減っているので遭遇頻度が下がってきているように思えます。
それと、この状況はプール全体で起きるわけでもないと思えます。
起きる場所はフローティングニンフが次々と供給されて効率よく捕食がしやすい速度の流芯付近一帯です。
プールの流れ込みで緩流帯との境では溺れたダンでも良かったりするはずです。
同時刻に違う場所を一人で釣ることが不可能なので確証はありません。
ブログを書き始めてからの記録では
2006年4月11日の記事にその時の様子を書いています。
ハッチが始まってダンや羽化途中を狙って頭を出していたライズが多かったのに、フローティングニンフに行ってしまうとディンプルライズばかりになってしまいます。
このときは過去の経験をすぐに思い出せずに釣る事ができませんでした。
小型のカゲロウのフローティングニンフです。
インジケーターはウールでもCDCでも化繊でも良いです。
ボディーが確実に沈む要件を満たせばよいです。
ただ一番左のフライのように余りボテっとはしないほうが良いです。
大概はこれで行けるのですが、流速があってもフラットな水面が広がっている場所ではさらに苦労するステージが待っている事があります。
魚がフローティングニンフと水面の
※1ライトパターンを嫌ってしまう状態です。
あるいは魚が水面に干渉する前のイマージャーばかりを好む状態かも知れません。
この先、長くなるのでまた後日。
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※1ライトパターン
増沢信二 著 フライパターンマニュアルp96辺りを参照
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