最下流の橋から入ってみる。
最初の写真は橋下流、藻の林と岸沿いの樹木とブレイクライン。
いかにも釣れそうな雰囲気なんだけど。
釣れない。
右岸の堤防の向こう側は揖斐川。
大潮の満潮時は輪中内の土地よりも揖斐川の方がはるかに水位が高い。
干潮時に輪中内の水路に水が溜まっていれば排水されるシステム。
今日は干潮時になっても水が動かず。
岸の樹木の陰、藻帯の中、外側のエッジとブレイクライン。
橋の上下流の地形の変化。
すべてを打ったが少数のギルが突くだけでバスの反応はなし。
ボラの群れも沈んでいるのか引越したのか見られない。
まったくのノーバイトで午前の部は終了。
蒸し暑い。
水分補給と食事で休憩後、ボラの稚魚群を探しに移動。
で、見つけてしまいました。
水はより汚いけど富栄養素が流れてくる一角。
ボラの稚魚の群れがいくつも水面で採餌し、時折バスが激しくボイルしている。
いただき
ボラの群れに着いたバスのライズ。
難しいけどタイミング次第で釣れると思っていた。
単発で沈んでしまうのは難しいにしても、稚魚を水面で追っているのは行けそう。
でもタイミング良くキャストできても本物に目が行ってフライに振り向いてくれない。
6月28日の記事ではボラ群を追うライズを釣っている。
この時は岸の浅場にボラを追い詰める状況だった。
今回は少し沖目でバスは浅場を利用していない。
同じボラ群へのライズでもちょっと状況が違う。
何十回も繰り返されるバスの激しい捕食に翻弄される。
ポッパータイプの速引きでも違和感丸出しだし、リアルタイプのミノー系を引いても目立たない。
浮かせても沈めても結局釣れず。
気持ちが凹んだ。
ルアーの方も苦労していた。
投げてもほとんど無視されるのだがペンシルで釣った。
フライでも無視され続けても投げ続ければ可能性は少しはあるのか。
この手のボイル。
ルアーの場合、ボイルめがけてバイブレーションの速引きで釣れる事もあると聞いたこともある。
フライで何か解決策はあるのかな。
どうも思い浮かばないのであった。
←もっと爽やかなフライの話しはこちらで
気を取り直して夕方、深浜辺りで浮いてみる。
大きなボラが跳ねシラハエらしき魚が時々ライズリングを作る以外、静かな川面。
気配だけは釣れそうなんだけど、フライには何事も無く・・・。
釣れない。
夕方になっても蒸し暑い。
シャツが汗で湿っぽい。
ウェイダーの中が蒸れる。
淀んだ水、耳元で蚊の羽音がうるさい。
一日汗だくになって激しいバスのボイルを見ながらノーバイト。
完全試合をくらった。
はぁ・・・
あなたにおススメの記事