セグロアシナガバチ・寄生虫にやられて壊滅の記録
前記事は
2016年7月12日セグロアシナガバチワーカー増加
もう1週間以上前だがアシナガバチの巣に成虫が居なくて、放棄されたような状態であることに気付いた。
それ以降も様子を見たが成虫が帰ってくる気配もない。
前記事でワーカーが増えた安泰感も書いたのだが・・・たぶんコロニー壊滅の原因は寄生虫。
先ほど軒先の巣を持ち帰って調べてみた。
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巣を少しずつバラしていく。
セルの仕切りに空いた穴がみえる。
何者かがハチの幼虫を襲い、次の部屋へ向かうために開けた跡だ。
ハチを襲った「何者か」の幼虫を発見。
画像中央の白っぽくて細長いイモムシが「それ」。
体長は7~8mmほど。
動きが活発ですぐに遮蔽に隠れる。
「何者か」の蛹も発見。
翅の形態などから蛾の蛹と想像出来る。
ハチにとっては厄介な寄生蛾だ。
これがいても次世代の生産まで行けることもあるし、今回はコロニーが壊滅してしまった。
以前、キアシナガバチの巣から出てきたのはウスムラサキシマメイガだった。
それと同種かどうか、蛾の蛹が羽化するまでケースに保管してみる。
参考記事、
2011年5月30日キアシナガバチの巣から出たウスムラサキシマメイガ
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