オカダンゴムシの背中のメッセージ
模様のきれいなオカダンゴムシを見つけた。
背中には何やら複雑な文字の様な・・・
幼い頃ダンゴムシを幾つも手の平に乗せて転がして、どれが一番早く歩き出すか当てっこをした事をほのかな郷愁として思い出す。
ヨーロッパ原産らしいこの虫(昆虫ではなく甲殻類ワラジムシ目に属す)は世界中に居るようで、日本では昭和になってから確認され恐らく明治から大正に入ってきたと推測されている。
誰も必要としていなかったのに、人間の活動によってあっという間に世界を席捲したすごい奴、 アルマジロの様な防御体制は伊達ではなかったという事か(鳥は食べないのかな?食べたら思いっきり不味いのかも)。
確認当初は農作物に害があるとして防除の研究もなされたらしいのだが、近頃の外来種騒動も彼らにとってはどこ吹く風。
今日もチビッ子に掴まれ丸くなって転がり飽きられた頃に放され、また明日丸くなる。
※背中の文字状の模様は、とあるオカダンゴムシ系古代言語研究家によると古代ヨーロッパで消滅した表音文字に似ていると言う。
彼の解析では「ウ・ロ・ヤ・ノ・コ・ー・セ・ナ・ハ」と読めるらしいが意味は不明であるとのこと。
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