聖宝寺散策&サンクチュアリでお茶など

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2009年12月07日 00:06


  鈴鹿山脈の藤原岳の麓にある聖宝寺です。
 平安時代初期に建立されるも織田信長の軍勢に焼かれる。
 その後江戸時代初期に再興された歴史あるお寺です。

  周辺の観光施設も駐車場も少ないから混雑することも少ない。  
 晩秋は紅葉狩りの小さな名所というところでしょうか。
  住職ご一家とはかみさん繋がりで10数年。
 子供の年齢構成も一緒という事も有って懇意にされ時折訪れておりました。

  先週に久し振りに手土産を携えてかみさんと一緒に訪問してきました。
 近況やら色々と話し込んで・・・
 檀家を持たない禅宗のお寺。
 何かと大変な中で有形無形の物を守っていかなければならない。
 そんな苦労も思われます。


  紅葉祭りの忙しい最中、
 まだまだお話を伺いたかったのですがおいとまして散策です。
 いつ来ても空気が清々しい。
 写真は境内の一部。
 庭園は平安時代から殆ど変わっていないそうです。
 春にはモリアオガエルが産卵にやってきます。



  散策路の端にある鳴滝。
 かつてこの滝に打たれ修行された方も多いのではないでしょうか。
 しかし自然の猛威はここにも。
 昔に比べ滝の上部の岩が抜けて低くなってしまいました。
 少し離れた右側から落ちる分流に水が行って本滝の水量が少なくなったような。
 それでも滝の周りは癒しの空間です。




  滝の下流の様子。
 昔は苔むした岩の渓流でした。
 
  もともと崩れやすい石灰岩質の山。
 でも近年の変化は大きいです。



  聖宝寺の下にあったマス釣り場。
 今は池が大きくなってサンクチュアリの萬緑池になっています。
 魚の密度はかなり濃いです。
 ここで大会があったんだろうか、表彰台が置いてありました。




  看板を見るとルアー専用の池です。
 ここではチケットは売ってません。
 釣りをされる方はサンクチュアリの管理棟へどうぞ。
 車で数分の距離です。


     ←釣れる話しはこちらで





  釣りをするわけでもないけど散策で小腹が空いたのでサンクチュアリへ。
 テラスでサンドウィッチとコーヒーを。
 水の色はステイン。
 平日でフライの桟橋には4人。
 頻繁に沈むインジケーター。
 常に誰かのロッドが曲がっているほど良く釣れておりました。
   

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