あちこちのプールを歩き回って午前中だけで疲れました。
河原を何キロ歩いたろう。
10時、ライズ待ちの面々。
堤防に同化して近くに行くまでさっぱり気付きませんでした。
尚も歩き続けて火事場の下流の合流プールとか高屋堰堤上とか・・・
普段は余り行かないところまで様子を見に歩きました。
正午過ぎ、本日2度目の大野橋。
堤防で休憩中のIさんと話しをして上まで行くとライズ。
12時半、立ちこんでしばらく待っていると橋脚したの速い流れの中で1匹が繰り返しライズ。
水面上には虫は流れてなくて、水面下から浮上する何かを水面付近でパシャっとやるライズです。
とりあえず付けていたコカゲロウのスペントを沈め気味に数度流したら釣れました。
24~5センチでしょうか。
このサイズでもなかなか寄って来なくて取り込みが楽しいです。
ストマックは
胃の入り口付近から採取したサンプルで現場ではすべてフタバコカゲロウに見えました。
他の方にも「フタバばかりだった」と伝えてしまった。
小さいものが見えずらくなって苦労しますわ。
家の帰ってパソコンで見て初めてガガンボに気が付いた次第です。
サンプル30個体中ガガンボが20、フタバが10。
細くて長い足が付いてるのがガガンボです。
大きさは大差が無いですね。
この場ではイマージング中を食ってます。
フタバが出る前に自分なりのガガンボのイマージャーを試すには良い場所かもしれん。
それにしても水面上にはフタバが出てないのにストマックにはフタバがしっかりと入っている不思議。
人間がハッチに気付く前に相当数が食われてるんですね。
それからしばらくするとフタバが水面上を流れ始めました。
プール下流方面でもポツンとライズが広がり始め、橋脚下でもイマージャーを食うパシャッというライズが復活しました。
いただき
フライを換えて挑みますが・・・
2度出てどちらも手応えのみで乗らず。
下手だ
フッキングしてしまって暴れたためかライズも止まってしまう。
下流のハネオチ系のライズを狙いに行きます。
良いライズがあって掛けてニンマリしたけどシラハエ。
ライズの波紋からはアマゴに見えたんだけど・・・混じってライズするからややこしい。
もしかしてシラハエが先に食ってる?
下流では
名古屋の家サさんとしてリンクしているIさんがしっかりとキャッチ。
距離のあるライズをお見事。
熱心な根尾川ファンだけど4月からは福井に転勤される。
今年の根尾川は最後かも。
帰省途中に寄るって言う手もあるよ。
でも福井には良い川が沢山あるから向こうで釣りまくってるかな。
ネット上で根尾川の記事が少なくなるのは寂しいけどちょっとうらやましい面もある
フタバのまとまったハッチもあっという間に終わり。
今日もコカゲロウは少ない。
雨の日はもっとだらだらと続いても良いのに。
移動してたまに流れる虫を拾いするライズを探します。
遠くの流れの中でたまにライズするのにはまる。
フライはたまに届く。
届くだけで遠すぎてライン修正不能。
それでもたまにフライに出るので諦められない。
昔からよくはまったパターンで時間を使ってしまった。
雨が強くなってイブニングも無く本日終了。
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ガガンボとフタバのイマージャーに対するライズ、見分けが付くだろうか?
今回の場合どちらも食っているんだけど、捕らえやすいかあるいは数の多いどちらかに偏食する傾向はあるんだろうか?
島崎憲司郎氏の水生昆虫アルバムのフタバコカゲロウの項にその辺りが触れられている。
一部引用すると
>・・・そういえばあの時、ライズの仕方が急に派手になったとか・・・ ・・・羽化するフタバコカゲロウを捕らえているヤマメは、ガガンボの時より幾分荒く・・・
とある。
すごい観察眼だ。
しかし今日のライズをかつて経験したガガンボのそれと思われるライズを比較したとき、かつての時のほうが激しいスプラッシュだった。
島崎氏の本が違うといっているわけではない。
氏の観察は事実からくるものだし私は経験不足で実感を伴えない。
なんつったって
滅多に無いガガンボのイマージャーと思われるライズの時に釣れませんでしたから~
実感を伴う為にはもっともっともっと釣りに行かなくては。
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