フェルトで作るモンカゲロウフローティングニンフ

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2008年06月24日 20:47


  今年もモンカゲロウのフローティングニンフを偏食するライズにあえなかった。
 2006年5月17日に長良川で久し振りにモンカゲロウを食う良いアマゴのライズに会ってから巻いたフライです。
 (画像の下段2個はモンカゲFN用ではなくフェルトの耐久性をテストするために巻いたドライフライ)
 フェルトを水で濡らして浮かべると水面下に漂うテールがとても良い感じ。
 モンカゲロウは出ても食われないことが多いし、偏食する状況にも出会うのは難しい。
タイミングとしては根尾川や長良川本流だと4月末~5月中旬までの一時だろうか。

 今年の5月15日の記事で{試したいフライ}と書いたのですが、残念ながら増水してライズに会えませんでした。
 しかしその間にモンカゲロウ食うライズには会っていてアマゴを釣っている。
ゆったりした大きなプールの真ん中でモンカゲロウのフローティングニンフを食う状況に効く感触は持てた。
(早い流れの中で水中のニンフの動きに誘発された激しいライズには効きません)

 問題は耐久性でハエの類が尻尾をくわえた時に合わせてしまうと一発でこうなった。


  この結果を踏まえ新作では背面を接着剤で補強した。
 だが使う機会に恵まれず、効果の程は来年以降のお楽しみだ。
 近年根尾川ではなかなかモンカゲロウのライズに会えないので、来年は時期が来たらすぐに長良川へ行ってみようと思う。

 私は今年の試すチャンスを逸してしまったが一応作り方を。
100円ショップで売っているクリーム色のフェルトを25ミリ×4ミリ程度に切りとる。
片面を少量の接着剤で補強する(ボンドよりウレタン系の方が繊維のなじみが良かった)。
乾いたらフックシャンクくらいの長さの位置で針に刺す。
ヘッド部分を巻き留め、その上に曖昧に浮かせたいならウールを乗せてパートリッジを巻くなり、目立たせたいならハックルを巻いてウィングを付けるなりお好きにどうぞ。

 ちなみに最初の画像の下段2個はフェルトにフロータントを含ませ、ドライフライとして前回の石徹白川で耐久性をテストしてみた。
そのレポはまた後日。


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