6月12日に
15年くらい履いたウェイダーと言う記事を書いたのだが最近さらに漏れがひどくなってきた。
靴下への水の浸透を遮断し蒸れずに快適なソックスがあればウェイダーの寿命を延ばすことが出来る。
そこで思慮深く???ゴアウィンドストッパーソックスをクリックして先日の釣行で試してみた。
もともとこれを買うきっかけは
なみはやFFさんの記事を読んだのがきっかけである。
使用意図が異なるのだがもし水漏れするウェイダーでも快適なら、なみはやさんの記事が私のウェイダーの耐用年数を伸ばしてくれる事になる。
写真は使用前に履いて見たところ。
水色の部分は表面が薄いフリースの様な生地でスリスリすると心地よいだけでなく、ゴアとウェイダーの間に空気層を作り蒸散を助ける役割を果たしているようだ。
内側もサラサラしていてスリスリするととっても心地よい(スリスリはもうえーちゅうねん!)だけでなく、凹凸のある裏地を貼り付けてありゴアを挟んだ4層構造のよう。
長さは膝下まであり、黒い部分の上端がベルクロになっていてずり落ちを防止している。
ウェイダーの水漏れの現状は釣りの後で靴下を絞るとボトボト水が垂れ、毛細管現象によってズボンが膝までべっとり濡れる。
水漏れするといってもウェイダーの中で水が遊水状態で音を立てるほどではなく歩行に影響は無いし、川に入っていても水の冷たさを感じて足が冷えることも無い。
春は本流で別のネオプレーンウェイダーをはいていて、この水漏れウェイダーは初夏からの暑い時期しか履かないので我慢すればまだ履ける。
しかし脱いだ後の着替えが面倒くさかったり指がふやけた状態になるのが不快で、このソックスでそれから解放されれば新たにウェイダーを買う出金を先延ばしできる事と併せて言う事無しなのである。
さっそく渓に入って約1時間、暑くて車に戻ってウェイダーを下げてみる。
「お~っ!濡れてない!」
ズボンの膝上が蒸れて湿った感じなのに膝下はむしろ乾いた感じさえして見た目にも分かる。
靴下も指先も濡れた感じがしない。
「これは優れものかも、たかがソックスのくせして高いだけあるぜ」と大満足^^。
さてと、曇りがちになってきて第2ラウンドに意気揚々と出発。
1時間後、何となく指先が湿っぽい。
2時間後、確実に水が浸透してきている。
4時間後、車に戻ってウェイダーを脱ぐ。
靴下とズボンの膝下は濡れ濡れなのであった。
考えてみればどこにも防水なんて説明はないので、水漏れウェイダーの中に履いても濡れて当然なのである。
濡れ方は靴下を絞るとボトボトではなくぽとぽと(もうちょっと分かり易い表現は無いんかい!)なので軽減はされたみたいだが不快感は一緒である。
思慮通りにはいかんもんだ。
結論
ゴアソックスは水漏れしないウェイダーを履いてこそ効果を発揮し爽快感を味わう事が出来る。
なんだか誤った効果を期待をして買ってはみたものの”貧乏人の銭失い(こんなことわざあったっけ?)”を絵に描いたレポートになってしまいました。
ウェイダーを買い換える資金にすれば良かったよ・・・トホホ。
アングラーズリパブリック パームス ゴアウィンドストッパーソックス
来年の春にはネオプレーンウェイダーの中に履いて、一般的な条件による使用感を書いて見ます。
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